November 06 Wednesday 2013

涙が出てきた。。。

ある本で、たまたまシューマッハの記事を読んだ。
そこにはこう書いてあった。
「俺はフェラーリを世界一にする」
当時、低迷していたフェラーリのF1チームにドイツ人のシューマッハが移籍。
イタリアの名門に外国人のレーサーが。。。
この状況は決して簡単なものではない。
馬鹿にもされただろうし、相手にされないこともあっただろう。
普通なら耐えられない状況、怒りされ芽生えてもおかしくない。
そんな中、連日のように遅くまで続くミーティングの後に一人でトレーニングをしていた。
日中の練習も相当ハードだっただろう、そしてミーティング、その後は自主トレ。
ある日、スッタフがその光景を目撃し言葉を失ったそうだ。
馬鹿にしていた選手が、一人でフェラーリのために頑張っている。
それからフェラーリはF1チームだけでなく、全社員が一丸となって「世界一」を目指した。
その4年後、21年ぶりの世界一に輝いた。

逆行をものともせず自分を信じ、ひたすら努力する。
並大抵の精神では乗り越えられないだろう。
しかし、気持ち一つで乗り越えられない壁も乗り越えていける!
そのような状況を打開していった人はシューマッハだけではないと思う。
多くの人が苦しい状況の中、戦って乗り越えている。
短い文だったのだが、俺の心に突き刺さった。

周りを変えるのではない。いつだって、変えるのは自分。
たったひとりの本気から、世界一にだってなれる。

ただ感動したのかかもしれない。
自分の今の状況にがっかりしたのかもしれない。
クラブW杯が近づいているのに必死さが足りなかった自分に嫌気がさしたのかもしれない。
なぜかわからないが、涙が出てきた。。。

今の俺の状況と、シューマッハ選手の状況を比べたら天と地の差がある。
気持ちが違う方向に進んでいた。
努力と必死に頑張る気持ちがまだまだ足りない。
情けない。。。
でも、「今」気がつけたから、「今」から頑張れる!

クラブW杯で優勝することは奇跡に等しい。
しかし、可能性は0じゃない!
まずは開催国代表、モロッコのラジャ・カサブランカに勝つ。
馬鹿にされてもいい、
「オークランドシティを世界一にしたい!」
俺の夢は俺が決める。

large-original-36617 - コピー

Published on Nov. 06, 2013 by Takuya Iwata #312