August 23 Friday 2013

日本とは違う。

これも今更な事なんだが。。。
Central Utdの監督は元NZ代表でキャプテンも務め50試合以上に出場している。
そしてAuckland Cityでもプレーし、現NZ代表(元キャプテン、NZ代表最多出場記録保持者)のIvanは90試合以上。
他にもすごいベテランがいるなかで、ユース世代も一緒に練習することがある。

監督はすごい人にもかかわらず、練習で使う用具を一人で準備し、練習中の水すらも準備してくれる。
片付けも率先し黙々とやっている。
Ivanですらボール拾いなど片付けを何も言わないでやっている。
そんな中、ユース世代は何も手伝うことなく帰るのも早い。
練習中ですらヘラヘラ笑って集中力にかけている。
俺は今までその光景が不思議でしょうがなかった。

先輩とも仲良く友達のように話すところは、俺はいい文化だと思っている。
しかし、練習中のそういった態度はダメな文化だと感じている。
数日前にIvanと一緒に練習に行った時に疑問に思っていたことを聞いてみた。
Ivanも若い時はユースの選手たちと同じようなことをしていたそうだ。
NZにはプロがないので、もしそこで強く言ってしまうと縛りがないのでチームを去ってしまい選手がいなくなるのを恐れているらしい。
それに、若い選手は自意識過剰だとも言っていた。
日本ではプロの世界でやっていなくても、先輩を尊重し若い選手が片付けなどをやる文化だ。
それが正しいとも思わないが、それが当たり前になっているのが日本だ。
チームによるかもしれないが、多くのチームがそうではないかと思う。

NZはまだサッカーの発展途上の国だが、そういった文化が発展を遅らせてるんじゃないかと俺は感じた。
監督からの指導はもちろん、先輩から習うことも多い!
若い選手は習おうとする気持ちが少ない。
人それぞれ感じ方は違うし偉そうなことは言えないが、そういった環境が変わればNZのサッカーも著しく変化していくんではないだろうか?
自己主張やメンタルの強さは残しつつ、習う気持ちが生まれたらすごいことになりそうだ。

今ではサッカーを始め、サッカースクールに通う子供も増えてきている。
近い将来、そういった文化にも変化が現れるんじゃないかと思う。
そして、NZにもプロサッカーリーグが誕生するんじゃないだろうか。
俺はその手始めとして、NZに住んでいる日本の子供たちを対象にサッカースクールをやろうと動き出している。
日本人だけじゃなく、NZの子供や他の国の子にも広げていく。
何かNZの国に恩返しができたらなと思う。

近所の家だけど、おしゃれな家が多い。
日本は同じような家が多いが、NZはそれぞれ個性があるように思う。
家を見て散歩するのも面白い。笑
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Published on Aug. 23, 2013 by Takuya Iwata #277