November 12 Saturday 2016

屈辱。。。

今シーズンは、怪我から始まった。。。

プレシーズンの練習試合で、ももを強打。
ももかんかと思ったが、まさかの長期離脱だった。
その間にも、チームは新システムで練習試合を行い、公式戦もスタートした。
10月16日に開幕し、3試合は出れていない。
先週末の試合で、復帰をしたが、ブランクはそこまで感じなかった。

怪我をしてから、2週間は歩くことも困難で、まつば杖生活。
まつば杖が取れてからも、リハビリーバイクすらこげない状況で焦った。

怪我をしてから4週間が過ぎ、ようやくチームに合流した。
リハビリ生活はとてもしんどかった。
ようやくサッカーができるようになっても、思うようにプレーできなく辛い思いをした。
試合ができるまで回復し、11月6日の第4節で初出場。
初戦はワイタケレに敗退し、そこからは4−0で2試合とも圧勝。
初出場したカンタベリー戦は0−0の引き分け。
フィジカル的に落ちているかと思ったら、今までと変わりなく動けた。
少しボールが足につかなかったり、試合間が鈍っていた場面はあったが、自己評価としては悪くなかった。

辛いリハビリ生活が終わって、ようやくサッカーができた。
すごく嬉しかったし、楽しかった!

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しかし、屈辱的な仕打ちを受けた。
先週末に初出場し、ようやく復帰できたが、今週末はメンバー外。
外国人選手が多く、外国人枠の問題でメンバーを外すと監督から話しがあった。
誰でも試合に出たい、しかし、復帰したばかりの状況でローテーションは考えられない。
ローテーションするなら別の選手だと思う!
今までのように試合に出ていたらローテーションと言われても、納得はできただろう。
しかし、練習試合も出場できていないし、公式戦も1試合のみの。。。
そんな選手をローテーション?
戦力外を言い渡されてるようだ。。。

そこまでは、何とか我慢しても、ここからが地獄。
今季は試合数が少ないので、ユースの試合に出てコンディションを上げて欲しいと監督から言われた。
はっ!?
試合数が少ないからコンディションをあげろ?
なら、トップの試合に出せ!
こんな状況で、なんで俺がローテーションの対象になるんだ!
それに、トップの選手がユースの試合に出場できることにびっくりだ!
言いたいことは山ほどある!

世代交代なのか?戦力外なのか?
いつかはそんな日が来ることは容易に想像できる。
僕ももう33歳で、来年は34歳になる。
でも、不思議と老いは感じていなかった。
まだ数年現役を続けられる気でいた。

こんな屈辱を受けるとは思わなかった。
物事には意味があると言うけど、意味があるのかな?
監督には監督の考えがある。
外国人枠の問題もあって、監督も人選は難しいだろう。
しかし、今回ばかりは理解できない。
監督から言い渡された後、いろいろと考えた。
でも、けっきょく考えても考えても訳がわからない。。。
やっぱりこれは戦力外通告なのかな?

いつもは能天気なくらいポジティブなのに、今回ばかりは、かなり凹む。。。
どんな気持ちで明日のユースの試合を戦ったらいいかわからない。
僕が試合に出ることによって、誰かは試合に出れなくなる。
トップチームでも、ユースでも一緒。
それは分かっている。
だから、どんなシチュエーションでも全力でやらなければいけない。
今までも、どんな逆境だろうが必死に全力で頑張ってきた!
明日までには、絶対に気持ちを切り替えなければいけない。

考え方によってはプラスなこともある。
技術の落ちるユースの選手と一緒にやるってことは、普段よりも考えなければいけない。
状況判断を的確に、そして、見本となるようなプレーをする必要がある。
技術はもちろん、俺の真骨頂は気持ちの部分!
若い選手に伝わるように、いつも以上に必死に泥臭くプレーする。
気取る必要はない。
俺は俺だから。。。
何よりも、僕にとってはいい経験になる。
ユースチームの一員として、試合に出たトップの選手は僕が最初で最後だろう。
これも経験。
気持ちはかなり複雑でけど、確かにゲームフィジカルを上げる必要がある。

どんな綺麗事を並べても、やっぱり屈辱的だ。。。
まじで悔しい。
怪我で辛い思いをして、ようやく復帰できたら、戦力外を言い渡されたも同然の仕打ち。
怪我でサッカーができないよりも辛いことがあった。
こんな経験できたことも、きっとプラスになる日が来るのだと、信じたい。
少し気持ちの回復には時間がかかりそうだが、明日の試合は全力で頑張るだけ!
俺は33歳、一回り以上の年齢差がある将来有望な若い選手達とサッカーをしてきます。

こんな状況で辛い時も、嫁は何も言わないで支えてくれる。
それが何よりの救いかな。笑
嫁は妊娠しているので、体調の変化もあり辛い時期だと思うけど、僕のサッカーのことを一緒に考えてくれる。
怪我をした時だって、早く治るように栄養のあるご飯を作ってくれた。
歩けない時は、靴下やパンツを履かせてくれた。笑
嫁以外にも、会社の上司や友達も助けてくれた。
いろんな人に支えられていることを、再確認できた。
やっぱり物事には意味があるのかな?笑

とにかく、自分が辛い時期でも、僕を支えてくれた嫁に感謝!
ありがとう。
ちなみに、今回の屈辱的な監督の発言には、嫁も切れた。笑

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Published on Nov. 12, 2016 by Takuya Iwata #606